成人期のアトピー性皮膚炎

成人期のアトピー性皮膚炎

成人期のアトピー性皮膚炎は、耳の前面や首の側部、額、体幹部や四肢などいろいろな部所が苔癬化するそうです。肘や膝の柔らかい部位の苔癬化は、成人期のアトピー性皮膚炎の特徴のようです。

また近年見られるようになった症状に、顔全体が紅斑で被われ赤い顔になったりするようです。また、更に悪化すると腫れあがったり、滲出液が噴き出したりとの症状になることもあるようです。
また、首などに、さざ波様に褐色の色素沈着が発生したり、体幹部には紅斑や丘疹で皮膚が赤くなったりする状態になったり、また、下肢部全体が発赤や腫脹などの症状も現れます。
これらの症状を、「成人型アトピー性皮膚炎」と呼ぶようです。

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小児期のアトピー性皮膚炎

小児期のアトピー性皮膚炎
小児期のアトピー性皮膚炎では、カサカサの乾燥肌状態になり、鳥肌が立ったような状態になることが多いようです。また、この状態で皮膚に赤い丘疹が混ざっていることもあるそうです。

肘や膝などの柔らかい部分に発疹が集中してでき、それが引っかかれて悪化したりします。
これが長く続き慢性化すると苔癬化していきます。
このように膝や肘の内側が苔癬化していく状態が小児期のアトピー性皮膚炎のひとつの特徴的な症状といわれています。

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乳児期のアトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎の症状は、年齢によっても変化があります。

一般的な年齢別にみる症状

乳児期のアトピー性皮膚炎
乳児期でのアトピー性皮膚炎は、多くは顔と首を中心に繰り返し湿疹反応が出てくることが多いようです。
口のまわりが赤くなったり、ただれた状態になります。
これが次第に広がっていき、頬や首のまわりにも症状が現れてきます。
悪化すると、首から胸や肩にかけて広がっていきます。
他にもおむつの部分に発赤が現れたりするようです。
また、別の湿疹で頭部に黄色いかさぶたなどで覆われる症状がありますが、この場合は脂漏性湿疹という別の症状で、アトピー性皮膚炎とは原因も違うので分けて考えられています。

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アトピー性皮膚炎では、季節の変わり目は要注意

アトピー性皮膚炎にきびしい季節の変わり目

アトピー性皮膚炎にとって、季節の変わり目が要注意ともいわれています。
特に皮膚にとって注意が必要なのが、「乾燥が強い季節である冬」と「暑さで汗のかきやすい夏」です。

まず乾燥する冬は、普通に敏感肌・乾燥肌の人にとっても厳しい季節ですが、アトピー性皮膚炎の方にとっては、なおのことです。
皮膚が乾燥し刺激に対して弱っているところに、入浴時の体を洗うときなどに皮膚を刺激したり、また冬の洋服などが肌を刺激してしまうことが多いためです。
汗ばむことの多い夏の季節は、その汗が皮膚を刺激して悪化しまうことが多いようです。

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アトピー性皮膚炎の特徴

アトピー性皮膚炎の特徴にひどいかゆみがあります。

アトピー性皮膚炎の症状は、とにかく痒いのが特徴ですが、それを、かくことによってさらに炎症をひろげてしまい益々痒くなるという状態になってしまいます。
皮膚の角質層がはがれてしまい、血が出たり、細菌に感染しやすい状態になってしまいます。
こうした症状、→かゆみに対し、それを掻く、引っかく→結果悪化する。
の繰り返しによる悪循環が、回復を遅らせてしまいます。

アトピー性皮膚炎は、入浴したり、汗をかいたり、布団に入り温まったりなど、体が温まることでもむずむず痒みがでてきたりします。

また、アトピー性皮膚炎の厄介な点に、湿疹などが消えて治ったように見えても、すぐにぶり返してしまうことが多いのもあげられます。
これは、アトピー性皮膚炎の要因であるアレルギーを起こすもとが、遺伝性の場合自分の体内にあるためです。

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